Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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日本文化研究(近代思想) I 森田 吉彦
選択  2単位
【日本文化】 12-1-1310-1609-05

1. 授業の内容(Course Description)
 幕末の思想家・兵学者・志士であり、松下村塾で高杉晋作や伊藤博文など俊傑たちを育てた教育者としても知られる吉田松陰の、思想の展開と実践を軸に、日本における近代思想の問題について考察したい。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 (1)幕末の武士たちの危機意識やものの見方、考え方について、要点を簡単に説明できるようになる。
 (2)吉田松陰の生涯と思想に対して、自分なりの解釈を示すことができるようになる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末の試験による。さらに、平常点をボーナス加点する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:森田 吉彦『兵学者吉田松陰 戦略・情報・文明』(ウェッジ選書)
 参考文献:海原 徹『吉田松陰 身はたとひ武蔵の野辺に』(ミネルヴァ書房)
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 テキスト、参考文献をよく読んで予習・復習すること。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 IとIIとで内容が繋がっているので、両方を続けて受講して欲しい。やむをえず片方だけ受講する場合は、テキスト、参考文献をよく読んで補習すること。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 履修案内
【第2回】
 吉田松陰とは誰か
【第3回】
 様々な松陰論
【第4回】
 松陰の生きた時代
【第5回】
 兵学者としての出発
【第6回】
 兵学者としての出発②
【第7回】
 危機意識と諸国遊学
【第8回】
 危機意識と諸国遊学②
【第9回】
 和戦の是非
【第10回】
 和戦の是非②
【第11回】
 下田踏海
【第12回】
 下田踏海②
【第13回】
 水戸学の受容
【第14回】
 水戸学の受容②
【第15回】
 まとめと期末試験