Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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日本文化 II - I 細田 明宏
1群  2単位
【一群】 12-1-1310-1813-07

1. 授業の内容(Course Description)
 日本では多くの芸能が人々に親しまれてきました。近世期に成立した語り物である「浄瑠璃」もその一つです。浄瑠璃は約400年前に人形あやつりと結びつくことで舞台芸能として発展し、近松門左衛門をはじめとする作者たちにより多くのすぐれた作品が生みだされました。この講義では、このような浄瑠璃の歴史について学びます。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 浄瑠璃の歴史について基礎的な理解を得ることを目標とします。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席・平常点(40%)、期末試験(60%)を合わせて評価します。 なお期末試験に代えてレポートを課す場合もあります。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:プリントを用意します。
 参考文献:授業の時に紹介します。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 浄瑠璃に限らず、さまざまな舞台芸術についてできるだけ触れて下さい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 積極的な態度で出席して下さい。わからないことがあれば質問して下さい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 浄瑠璃とは
【第3回】
 古代の芸能
【第4回】
 田楽と申楽
【第5回】
 能
【第6回】
 人形浄瑠璃の成立
【第7回】
 説経節
【第8回】
 古浄瑠璃
【第9回】
 竹本義太夫
【第10回】
 近松門左衛門
【第11回】
 三大名作の時代
【第12回】
 興隆と衰勢
【第13回】
 娘義太夫の流行
【第14回】
 素人・地方への波及
【第15回】
 まとめ(期末試験の場合あり)