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授業の内容(Course Description) |
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浄瑠璃『壺坂霊験記』は盲目の男沢市が壺坂観音の霊力で開眼するという霊験譚を題材としていますが、明治期に初演されて人気を得、やがて歌舞伎や講談、浪曲でも取り上げられました。 この講義では、『壺坂霊験記』が成立するまでをたどり、さらに成立後にさまざまな芸能に取り上げられた過程を追うことで、それぞれのジャンルの特徴について学びます。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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さまざまな日本の芸能について、基礎的な理解を得ることを目標とします。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席・平常点(40%)、期末試験(60%)を合わせて評価します。 なお期末試験に代えてレポートを課す場合もあります。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:プリントを用意します。 参考文献:授業の時に紹介します。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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さまざまな舞台芸術についてできるだけ触れて下さい。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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積極的な態度で出席して下さい。わからないことがあれば質問して下さい。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 仏教と芸能 【第2回】 霊験譚 【第3回】 説教と霊験譚 【第4回】 開帳と霊験譚 【第5回】 錦絵『観音霊験記』 【第6回】 生人形『観音霊験記』 【第7回】 歌舞伎について 【第8回】 明治の人形浄瑠璃 【第9回】 浄瑠璃『壺坂霊験記』その1 【第10回】 浄瑠璃『壺坂霊験記』その2 【第11回】 浄瑠璃と歌舞伎 【第12回】 歌舞伎『壺坂霊験記』その1 【第13回】 歌舞伎『壺坂霊験記』その2 【第14回】 浄瑠璃と歌舞伎の「ケレン」 【第15回】 まとめ(期末試験の場合あり)
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