Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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比較文化論B II コルネーエヴァ スヴェトラーナ
選択  2単位
【日本文化】 12-1-1310-2707-10

1. 授業の内容(Course Description)
 春期の講義を受け、日本の武士、ヨーロッパの騎士、そしてロシアの貴族のエートスについて学んでいく。最終的には、日本・ヨーロッパ・ロシアの軍人階級の文化の比較を通して、これらに通じる普遍的な側面と特殊な面について考察する。
 なお、講義内容は必要に応じて変更することがある。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 日本の武士道、ヨーロッパの騎士道、ロシアの貴族文化の比較を通して、文化の多様性について理解を深めることを目指す。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席20%、授業中の参加20%(授業ごとの感想・考察の記入)、レポート60%
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 講義のなかで随時紹介する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 講義ごとの内容を必ず復習すること。必要に応じて、事前に配布する資料を一読し、予習すること。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 継続的・積極的な受講を期待する。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 講義の概要と課題(春期の復習)
【第2回】
 名誉の概念
【第3回】
 武士道と名誉
【第4回】
 日本における喧嘩の歴史(喧嘩両成敗法など)
【第5回】
 喧嘩の事例
【第6回】
 敵討
【第7回】
 赤穂浪士事件(1)
【第8回】
 赤穂浪士事件(2)
【第9回】
 18~19世紀のロシアの貴族の決闘(ルール)
【第10回】
 18~19世紀のロシアの貴族の決闘(原因)
【第11回】
 プーシキンの決闘
【第12回】
 東西の名誉意識の比較
【第13回】
 東西の死生観の比較(1)
【第14回】
 東西の死生観の比較(2)
【第15回】
 総合まとめ