1. |
授業の内容(Course Description) |
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前期と同様、日本語とはどのような特徴を持つ言語なのか、そしてその奥にあるコミュニケーションとは何なのかを考えていく。また、後期は私たちを取り巻く社会と言葉の関係について観察していく。私たちはある特定の言葉を聞いただけで、その使用者の性別(男性か女性か)や出身地(関東出身か関西出身か)などがわかってしまうことがある(例:「あたし」「俺」「わし」)。私たちが使用している日本語は、地域差・世代差・性差など様々な社会的要素と大きく関係している。授業では、身近な日本語の諸問題を取り上げ、私たちを取り巻く社会と言葉の関係について観察していく。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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・日本語を客観的に考察する。 ・日本語の一般的特徴を理解する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席(40%)・テスト(50%)・授業で行う課題(10%)
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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授業ではプリントを配布する。参考文献は、授業時に提示する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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ノートを読み返すなど復習をすること。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業内で感想・現在気になっている言葉などコメントを書いてもらうことがある。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス 【第2回】 日本語コミュニケーション① 【第3回】 日本語の文法① 【第4回】 日本語の文法② 【第5回】 日本語コミュニケーション② 【第6回】 「わたしはお水です」「私はチキンです」は日本語として間違っているのか? 【第7回】 日本語の人物呼称① 【第8回】 日本語の人物呼称② 【第9回】 社会と言葉①(敬語・性差・世代差・社会階層差) 【第10回】 社会と言葉② 【第11回】 社会と言葉③ 【第12回】 社会と言葉④ 【第13回】 方言と新方言 日本語の地域差① 【第14回】 方言と新方言 日本語の地域差② 【第15回】 まとめ
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