1. |
授業の内容(Course Description) |
|
江戸時代の言語資料である式亭三馬の滑稽本(『浮世風呂』『浮世床』)を用い、過去の日本語の歴史的変化について分析を進める。演習を通じ、歴史的な言語資料の扱い方を身につける。また、言葉を通して江戸の文化・風俗についても取り上げる予定である。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
・テキストを日本語史資料として読むことによって、過去の日本語の姿および現代日本語に至るまでの歴史的変化を理解する。 ・テキストに描かれた社会・文化・民俗に関する知見を得る。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
演習発表内容(40%)と出席(50%)、質疑など授業への参加状況(10%)で成績評価する。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
授業ではプリントを配布する。参考文献は、授業時に提示する。
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
授業の前にテキストを一読すること。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
電子辞書を持ってくることが望ましい。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 ガイダンス 『浮世風呂』『浮世床』とは 【第2回】 江戸時代の言語資料についての概説 【第3回】 江戸語の分析方法 【第4回】~【第14回】 発表と討論 【第15回】 まとめ
|