1. |
授業の内容(Course Description) |
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授業は、複数の教員によるティーム・ティーチングの形態で行う。 授業における総合的な学習の理念・意義を歴史的に理解し、その視点から、「大豆」の教材として可能性を授業実践事例も手がかりとしながらさぐり開発し、教科横断的に、また学年進行による縦断的に教材研究を進めることによって、教材の本質・意義・生かし方を理解し、教材開発研究能力とその成果を授業に生かしていける実践的力量とそれらの活動を協働的に進める力を育成する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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<A類学生> 授業における総合的な学習の理念・意義を歴史的に理解し、その視点から、「大豆」の教材としての可能性を授業実践事例も手がかりとしながら探り、教科横断的に、また学年進行による縦断的に教材研究を進めることによって、教材の本質・意義・生かし方を理解し、教材研究能力とその成果を授業に生かしていける実践的力量を育成する。 <B類学生> 授業における総合的な学習の理念・意義を歴史的に文献で調べ、授業で発表して理解を深め、その視点から、「大豆」の教材としての可能性を授業実践事例も調べ、それを手がかりとしながら探り開発し、教科横断的に、また学年進行による縦断的に教材研究を進めることによって、教材の本質・意義・生かし方を理解し、教材開発研究能力とその成果を授業に生かしていける実践的力量と協働して、それらの活動を進めていく力を高める。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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課題として設定されたことの発表や討論、レポートなどを基にして評価を行う。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト 特定のテキストは使用しない。 参考書 文部科学省『小学校学習指導要領』2008 農林水産省『GO!GO!教育ファーム~教育~ファーム事例集』 野田知子『食育・食農教育のための実践テキスト 「食べもの」から学ぶ』明治図書 2006 神門善久『日本の食と農 危機の本質(シリーズ日本の現代)』NTT出版 2006
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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関連ある書籍、資料を読む、調べる。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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主体的に学んで下さい。深く追求して下さい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 教育における「総合」の意味・意義・課題 「総合」の意味・意義・課題について討論する。 【第2回】 総合的な学習の時間の意義-総合的な学習の時間創設の背景- 【第3回】 総合的な学習の時間の実際(1)-総合的な学習の時間の実践例の分析- 【第4回】 総合的な学習の時間の実際(2)-総合的な学習の時間の計画- 【第5回】 教材とは何か-教材の意味と可能性― 子どもの関心を喚起し発展させる教材の可能性を協議して探求する。 -子どもの関心の中に成長の芽があり、それをとらえ活かす教師の目- 【第6回】 教材としての「大豆」の可能性の探求(低学年)① 学習指導要領の中に現われている「豆」(「大豆」)に関連するものから可能性を探る。 【第7回】 教材としての「大豆」の可能性の実践的研究(低学年)② A類学生は、多様な教育実践を紹介して探る。 【第8回】 教材としての「大豆」の可能性の実践的研究(低学年)③ B類学生は教材開発して提案し、協議して探る。 【第9回】 教材としての「大豆」の可能性の探求(中学年)① 学習指導要領の中に現われている「豆」(「大豆」)に関連するものから可能性を探る。 【第10回】 教材としての「大豆」の可能性の探求(中学年)② A類学生は、多様な教育実践を紹介して探る。 【第11回】 教材としての「大豆」の可能性の探求(中学年)③ B類学生は教材開発して提案し、協議して探る。 【第12回】 教材としての「大豆」の可能性の探求(中学年)① 学習指導要領の中に現われている「豆」(「大豆」)に関連するものから可能性を探る。 【第13回】 教材としての「大豆」の可能性の探求(中学年)② A類学生は、多様な教育実践を紹介して探る。 【第14回】 教材としての「大豆」の可能性の探求(中学年)③ B類学生は教材開発して提案し、協議して探る。 【第15回】 まとめ ・まとめと食育の教材化へ ・秋学期に行う食育とその教材化への展望を語り合う
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