Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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教育方法論A 小山 福司
選択必修  2単位
【教育】 12-1-1333-0226-05

1. 授業の内容(Course Description)
 前期・教育方法論Aでは、学校教育における教授・学習を中心に講義する。「授業」が直接のテーマになる。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 1.「授業」についての理解を深め、多面的に捉えられるようにする。
 2.「授業を創る」という観点をとれるようにする。
 3.「授業創り」を通じての教師の成長について考えられるようにする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業中に提出物を求めるなど、授業参加度(30%)、最終試験の結果(70%)と合わせ、総合的に評価する予定である。
 教育実習、介護等体験などで出席できない場合には、事前・事後に必ず連絡すること。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 佐藤学『教育の方法』(左右社)は、持っていて損はない。参考文献等は講義の中でも随時紹介する。田中耕治編『よくわかる授業論』(ミネルヴァ書房)をブックセンターに数冊置いておいてもらうので、必要に応じて手に取ってほしい。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 講義内で紹介するものを含め、授業実践記録や授業論に関心を持ち読み進めていくことで、各自学習を展開していってほしい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 授業に出席していなければわからないことが多いはずである。主体的な聴講を期待する。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 開講にあたって…「授業」とは
【第2回】
 教師における教材研究、授業展開の計画・組織について
 (武田常夫の記録を手掛かりに)
【第3回】
 授業を通じての教師の成長(同)
【第4回】
 一つの「授業理解」
【第5回】
 新しいものの創造、発見としての授業
【第6回】
 子どもの「直接経験」を組織する授業
【第7回】
 「すぐれた学者、必ずしも優れた教師にあらず」
【第8回】
 教師と子どもの関係を見直す
【第9回】
 授業の様式…模倣的様式と変容的様式
【第10回】
 学力をめぐって
【第11回】・【第12回】
 ある先生の新卒一年目から三年目にわたる授業の記録から
【第13回】
 授業案をめぐって
【第14回】
 授業を「創る」…自己の内に動機を持つ授業
【第15回】
 学校における教師の成長