Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
総合演習 小山 福司
教職  2単位
【教職】 12-1-1333-0226-08

1. 授業の内容(Course Description)
 本演習は、平成21年度までの入学生で教職を志す学生にとっての必修科目である。「人類に共通する課題」や「わが国社会全体にかかわる課題」などの中から関心のある課題を各自選び、学んで、教材(~授業)として構成していくプロセスを身に付けられるように、参加者が互いに触発し合いながら演習を進める。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 1.自ら課題を見つけ、ある程度の時間をかけながら考え・学んで、それを教材化していくことを実践する。
 2.情報の収集・分析(~発信)といったプロセスを、(児童・生徒に求める)教師自身がまず身につける。
 3.他の参加者の学び(研究)から、諸々の課題についての理解を深め、資質・能力を高めるようにする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 演習への参加状況、研究・発表への取組・意欲など(以上 40%)と、発表内容、発表のまとめ、レポート(以上 60%)とを総合して評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 それぞれの研究における参考文献のリストを交流する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 授業時間外で各自が進める研究がメインとなる。充分な時間をかけてもらいたい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 主体的な取り組み、参加を期待する。半期科目なので早めにテーマを確定させて、研究に時間を取ってほしい。自らの研究だけでなく、他の演習参加者の「研究」にも関心を持ち、積極的に関わっていくことを期待する。
 教育実習、介護等体験などでの欠席はやむを得ないが、必ず事前に連絡すること。(なお、発表・報告などの無断欠席は、演習ではタブーである)
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション … 主旨の説明、メンバーの確定・自己紹介など
【第2回】~【第4回】
 持続的なこだわり・学びによる教材研究や授業の例を紹介する
 <この間、各自テーマを選定し研究計画を構想しはじめる>
【第5回】~【第8回】
 研究テーマ、アプローチの仕方などについて、適宜報告を求めつつ、方向付けをしていく。
 <各自、研究をはじめる>
【第9回】~【第12回】
 各自の研究について、中間報告・発表および討議
 <発表用レジュメの準備、発表/コメント>
 研究の深化・調整を求め、最終レポートに向けて指示する
【第13回】・【第14回】
 最終報告
 <発表用プリントの準備、発表/コメント>
【第15回】
 すべての発表を振り返って
 最終レポートについて指示する