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授業の内容(Course Description) |
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子どもが音楽活動に深い関心を持ち、自ら考え、自ら学び、自ら表現しようとする過程では、子どもと音楽との間に介在する教師の存在が、大きな影響を及ぼします。 教師は、いつかは子ども自らが音楽を表現しようとする心が発芽し、大きく花開くであろうことを願いながら、日々子どもと共に学び合いを続けなければなりません。そして、そうした学び合いの過程で、子どもたちに沢山の音楽の種子を蒔いておくような充実した音楽活動の展開が、子どもの音楽表現の芽を育むということを、肝に銘じておく必要があります。 子どもに音楽を愛好する心情と、音楽に対する感性を育てるための学習活動を充実させるには、音楽の授業を指導する教師が、理論的な実践能力を身につけていることが大切です。本講座では、音楽学習の指導法や学習指導案の書き方、指導に必要な実技と旋律への和声付けや弾き歌い等、実際の現場で役立つことを幅広く学べるようにと考えています。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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初等科音楽の指導内容「表現」「鑑賞」についての指導法や学習指導案の書き方及び音楽学習の評価法、また、主として共通教材の弾き歌いと簡単な旋律への和音付け及び器楽合奏法等、指導に必要な「実技力」を身に付けることを目標とします。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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定期試験と個々の授業内課題テスト、及び、学習状況を基本とします。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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『最新初等科音楽教育法』(音楽の友社) 『小学校学習指導要領解説 音楽編』 授業内に、適宜プリントを配布。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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この教科指導法の授業は、必ず「教育現場に立つ。」ということを前提に授業をしますので、楽曲への伴奏付けや、共通教材の弾き歌い、リコーダー実技等、毎時間実技テストを実施します。予習・復習を必ずしておいてください。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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子どもたちは初等教育で、あらゆる分野においての基礎・基本となる事柄を学びます。かけがえのない子ども一人ひとりには、個々それぞれに違った能力が備わっています。子どもたちが一生懸命に、広範囲に渡って学んでいく過程で、教師が各教科で刺激を発信することによって、音楽に興味を示す子どもも生まれてきます。それを素早く捉え、能力を導き出し、伸長させるためには、教師自らの実力を高めることが大切です。履修する皆さんには、15回という限られた時間の過程で、出来る限り多くの課題の演習をしてもらうようにしたいと考えていますので、復習・予習を是非心掛けましょう。また、本講座を履修するにあたっては、必ず音楽概論・音楽実技を履修しておいてください。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 音楽教育の意義と目標 【第2回】 音楽科の指導内容 【第3回】 旋律と和音とコードネーム(三和音・四和音) 【第4回】 歌唱指導のポイントと教材研究① 低学年共通教材の弾き歌い 【第5回】 歌唱指導のポイントと教材研究② 中学年共通教材の弾き歌い 指揮法① 基本 【第6回】 歌唱指導のポイントと教材研究③ 高学年共通教材の弾き歌い 指揮法② 応用 【第7回】 リコーダー実技(ソロ・アンサンブル) 【第8回】 器楽指導のポイントと教材研究① 低学年・中学年 【第9回】 器楽指導のポイントと教材研究② 中学年・高学年 【第10回】 音楽づくり指導のポイント 【第11回】 鑑賞指導のポイントと教材研究 【第12回】 学習指導計画と指導案① 歌唱と評価 模擬授業① 【第13回】 学習指導計画と指導案② 器楽と評価 模擬授業② 【第14回】 学習指導計画と指導案③ 音楽づくりと評価 模擬授業③ 【第15回】 学習指導計画と指導案④ 鑑賞と評価 模擬授業④
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