1. |
授業の内容(Course Description) |
|
保育園、学童保育所、児童館、学校などにおいて、「気になる子」として支援の対象となる発達障がい児や虐待児の支援、および育児不安などへの子育て支援にかかわる分野のなかで、各自テーマを決め、1年間を通して、テーマを掘り下げていく。文献研究、および、フィールドワーク(現場での参与観察、インタビュー、アンケート調査など)を行い、研究の基礎的方法を学ぶ。 演習Aでは、各自関心領域に関する文献を読み、順次発表を行う。資料の探し方、学術文献を読む、レジメを作成する、プレゼンテーションを行う、討議を行うという一連の流れを各自が経験する。また、各自、関心領域でのフィールドワークの準備を行う。テーマ、フィールドワークの内容を決定し、依頼書の作成、関係機関などに依頼を行い、後期開始直後からフィールドワークを開始できるように準備を整える。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
・発達障害や虐待、子育て支援に関する理解が深まり、多様な支援の領域について関心を持つ。 ・学術的な資料の収集をすることができる。 ・学術論文や専門書を読み、レジメを作成することができる。 ・参与観察、聞き取り、アンケートなどフィールドワークに取り組む。 ・プレゼンテーションすることができる。 ・討論に参加することができる。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
資料作成と発表70%、授業への参加度30%で総合評価する。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
必要に応じて文献を紹介する。
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
資料収集、文献購読、発表資料の作成、フィールドワークの選定などすべて授業外に行うものとする。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
興味を持って主体的に取り組んでほしいと思います。また、物事を深く考え、掘り下げていくことの面白さを味わってほしいと思います。とにかく、主体的に参加してください。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 オリエンテーション 授業の進め方について 【第2回】 各自関心のあるテーマについて発表する 【第3回】 学術文献の検索、各自発表する文献を持ち寄り、発表の順番を決める 【第4回】 レジメの作成、プレゼンテーションについて学ぶ 【第5回】~【第10回】 順次発表を行い、討議を行う。 【第11回】 フィールドワークについて学ぶ 【第12回】 フィールドワークの計画 【第13回】~【第15回】 フィールドワークに関する途中経過報告と検討
|