Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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在宅保育論 山口 美和
選択  2単位
【教育】 12-1-1333-1709-01

1. 授業の内容(Course Description)
 本講義では、保育園などの施設で行われる保育に対して、子どもが住み慣れた家で、母親に代わって行う保育を「家庭訪問保育」と呼ぶ。
 「家庭訪問保育」は、施設で行われる保育とは異なった面も多く、それを行ううえで、独自の知識や技術が必要となる。本講義では、「家庭訪問保育」で必要となる知識や技術を体系的に学んでいく。
 なお、本講義を履修し、保育士の資格を取得して卒業する者で「認定ベビーシッター資格」を希望する者に、「認定ベビーシッター資格」が付与される。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 「家庭訪問保育」の特徴を知り、そこで必要とされる知識にふれ、「家庭訪問保育」に対して自分なりの興味、関心を持つことを目標とする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業の参加状況・授業時の提出物 30%、レポート 40%、テスト 30%(荒木孝子先生が担当)
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:『在宅保育論 家庭訪問保育の理論と実際』 監修:巷野悟郎 編集:社団法人 全国ベビーシッター協会(中央法規)
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 授業終了時に示す課題についてレポートを作成すること。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 子どもが育つ時に、大人がどのように子どもと関わることができるのか。普段から様々な保育論にふれながら、子どもとの関わりについて、考えを深めていって欲しい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 児童家庭福祉という視点から見た家庭訪問保育
【第3回】
 家庭訪問保育概論
【第4回】
 家庭訪問保育者の基本姿勢
【第5回】
 家庭訪問保育の仕事の実際
【第6回】
 家庭訪問保育における保育マインド
【第7回】
 家庭訪問保育における子育て支援
【第8回】
 家族とのコミュニケーション 
【第9回】
 さまざまな家庭訪問保育 その1
【第10回】
 子どもの遊び
【第11回】
 ほめ方・叱り方
【第12回】~【第15回】
 (荒木孝子先生担当)