| １． |
授業の内容（Course Description） |
|
幼児期、児童期とは、生きていくために必要な基礎となる力を身につけていく重要な時期である。教師には、幼児・児童・生徒によりふさわしい教育環境を整え、よりふさわしい教育方法を実践する力が求められている。
本講義では、教師が幼児・児童・生徒と共に作る生活・授業の中で必要とされる基礎知識を学び、体験と実践事例の分析を通して教育方法の理解を深める。
|
| ２． |
授業の到達目標（Course Objectives） |
|
教育の方法及び技術についての理解を深め、理論と実践のつながりについて学ぶ。また、幼児・児童・生徒の発達や社会情勢を鑑み、今必要とされる教育の実践方法について理解、考察を深めることを目標とする。
|
| ３． |
成績評価方法（Grading Policy） |
|
平常点（授業への取り組み・態度・授業終了時作成のコメントペーパー）60%
課題レポート等の提出、試験40% を総合し評価する。
|
| ４． |
テキスト・参考文献（Textbooks) |
|
テキスト：『幼稚園教育要領』
その他の資料は、授業内で随時配布・紹介する。
|
| ５． |
授業時間外の学習《準備学習》（Assignments） |
|
授業内で指定された参考文献、プリントを読み、講義を受けること。
MELICや公共の図書館を利用し、講義に関連した書籍や情報を進んで調べること。
|
| ６． |
学生への要望・その他（Class Requirements） |
|
意欲的に授業や課題に取り組むことを望む。
毎回、授業終りにコメントペーパーを作成するので、自分の意見を明確に記述すること。
本講義で配布する資料は、基本的に後日配布することは行わない。やむを得ず欠席した場合は、受講者にコピーさせてもらうこと。
|
| ７． |
授業の計画（Course Syllabus) |
|
【第１回】
オリエンテーション
教育方法の基本原理
【第２回】
教育方法の歴史
教育方法の史的展開
【第３回】
教育方法の基本
発達のとらえ方
【第４回】
幼児期の遊び・児童期の学習
遊び・生活から学ぶとは
【第５回】
幼児期・児童期の育ちと援助・支援方法
育ちと関係の広がり・個と集団
【第６回】
児童期の教育
学習目標と評価
【第７回】
授業とは何か（1）
授業の概念と形態
【第８回】
授業とは何か（2）
教材と教材研究
【第９回】
教育方法の実践
教育課程と教育方法
【第10回】
教師集団の育ち
カンファレンス・研修の必要性
【第11回】
連携という方法
保護者・地域・保幼小・教師同士の連携について
【第12回】
情報化時代への対応（1）
情報メディアの活用と授業
【第13回】
情報化時代への対応（2）
情報教育の課題と対応
【第14回】
環境と学習
環境を通して行う学び
【第15回】
まとめ
|
