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授業の内容(Course Description) |
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「分かる授業」をしたいという思いは、ベテランから新卒まで教師共通の気持ちです。教育方法とは、「分かる授業」の基礎となる理論と方法を学ぶためのものです。この授業では、 1.「学ぶ」とは「教える」とは「分かる」とは等々授業の基礎となる理論について、学問としての教育学やその関連分野の成果から代表的な教授法や学習法を学びます。それらの理論が現実の授業の中でどのように適用・応用できるのか考えます。 2.授業分析の考え方と方法論を学びます。それを用いて、実際の授業の分析を行います。 3.今日、学校教育においては、高度情報社会に生きる児童に必要な資質(情報活用能力)を養うこと、また、コンピュータ等の新しい情報手段の活用により教育効果を高める必要が指摘されています。情報機器が学校現場においてどのように活用されているかを事例を通して学びます。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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1.授業を支える学習理論、教授理論について理解し、現実の授業への適用・応用について考えることが出来る。 2.授業分析の意味と方法を知り、それを用いて授業分析を行うことが出来る。 3.コンピュータを主とした情報機器の取扱いと学校現場での用いられ方について知り、自身でも活用することが出来る。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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1.授業分析レポートの提出 2.コンピュータを用いた学級事務シミュレーション作業ファイルの提出 3.期末テスト 以上3点を総合的に評価する。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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特になし。毎回の授業でレジュメを配布します。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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授業外の活動として、半期の間に最低一度は小学校現場で授業参観をしてもらい、そのレポートを提出してもらう予定です。授業として統一的に実施することは時間的に不可能ですので、自主的に見学に出掛けてもらいます(参観をさせてくれる学校は紹介します)。 また、コンピュータの教育現場での使用、というテーマは基本的な操作(文字入力、ファイルの保存など)は理解しているという前提で授業を行いますので、最低限そこまでのスキルは自学自習をして下さい。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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認知理論、学習理論は「分かる授業」の基盤です。また授業分析の手法や考え方を学ぶことは、自分の授業を振り替えるためにも必要です。座学が中心となりますが、積極的な姿勢で授業に参加して下さい。Web classおよびLMSにアクセスできるよう、自分のIDとパスワードを確認しておくこと。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション 本授業の獲得目標と予定、評価、準備するもの、連絡方法等について 【第2回】 学習指導・評価1 学習目標と評価 【第3回】 学習指導・評価2 ポートフォリオとルーブリック 【第4回】 人の学びについての研究1 行動主義:代理強化とティーチングマシン 【第5回】 人の学びについての研究2 認知主義:先行オーガナイザとスキーマ理論 構成主義:正統的周辺参加と足場づくり 【第6回】 授業とは何か 経験主義と系統主義 【第7回】 授業分析1 授業分析とは何か 【第8回】 授業分析2 目標に準拠した授業の設計・実施・評価の技法 【第9回】 授業の観察と記録 逐語記録にもとづく授業分析諸手法1 【第10回】 授業の観察と記録 逐語記録にもとづく授業分析諸手法2 【第11回】 情報機器活用の実際1 事例紹介 【第12回】 情報機器活用の実際2 CAIとCSCL 【第13回】 情報機器活用の実際3 実技研修 【第14回】 情報機器活用の実際4 実技研修 【第15回】 まとめと期末試験
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