Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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社会を生きる 熊丸 光男
選択必修  2単位
【教育文化】 12-1-1334-0191-03

1. 授業の内容(Course Description)
 就職問題、非正規労働者の増大、年金問題、福祉問題、赤字財政、年間3万人の減らない自殺者、少子高齢化社会、詐欺事件の多発、日本で生活する外国人の問題など、総じて格差拡大社会といわれる問題状況が日本にはある。加えて3.11以後の震災・原発問題は、日本人の生き方・生活の仕方、知識や科学の在り方、社会や政治の在り方に深い反省をせまっている。この授業では、「これからの社会をどう生きるか」という問題意識にたって数冊のテキストを読み、表現し、対話を試みる。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ・文献を読むことをとおして、読書習慣を身につける。
 ・文献、データを解読することをとおして、社会に対するリアルな認識を獲得する。
 ・思考し表現することを繰り返すことにより、コミュニケーション能力の向上を図る。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 平常点による(授業への集中度、貢献度、レポートの水準等による)。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 開講時に指示する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 指定文献をあらかじめ読んでくること。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 積極的な姿勢で授業に臨むこと。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション。
【第2回】
 『君たちはどう生きるか』を読み、考察する。
【第3回】
 考察したことを文章で表現する。
【第4回】
 学生によるプレゼンテーションと討論。
【第5回】
 『生き方の不平等』を読み、考察する。
【第6回】
 考察したことを文章で表現する。
【第7回】
 学生によるプレゼンテーションと討論。
【第8回】
 『貧困大国アメリカ』を読み、考察する。
【第9回】
 考察したことを文章で表現する。
【第10回】
 学生によるプレゼンテーションと討論。
【第11回】
 世間と社会を考える。個人とはなにか。
【第12回】
 世間を生きる。社会を生きる。
【第13回】
 『「生きづらさ」について』を読み、考察する。
【第14回】
 考察したことを文章で表現する。
【第15回】
 学生によるプレゼンテーションと討論。