Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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西洋法制史B
(西洋法制史)
熊丸 光男
選択  2単位
【法律】 12-1-1334-0191-09

1. 授業の内容(Course Description)
 西洋における裁判の歴史を中心に授業を行っていきます。
 「争いの解決」の方法が国家に独占されていく過程を中心に概観します。
 あわせて、歴史上のトピックをとりあげ、法と裁判について理解を深めていきます。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ・歴史と法についての理解を深める。
 ・制度を支える法観念について時代とのかかわりで理解する。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 ・課題の提出による。
 ・出席は成績評価の前提である(出席が足りない場合は、成績評価の対象外)。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 開講時に紹介・指示する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 扱う時代、地域についての予習。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 興味が持てる授業になるように努力します。しっかり出席してください。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 法を歴史的に学ぶことの意義-法史とはなにか-
【第3回】
 「権利のための闘争」-法そして権利の実現-1
【第4回】
 「権利のための闘争」-法そして権利の実現-2
【第5回】
 西洋中世都市の成立と都市法-1概観
【第6回】
 西洋中世都市の成立と都市法-2「都市の空気は自由にする」
【第7回】
 西洋中世の伝統的裁判の受容と糾問主義的裁判の成立について-1 概観
【第8回】
 西洋中世の伝統的裁判の受容と糾問主義的裁判の成立について-2「自白は証拠の女王」
【第9回】
 近代的裁判制度の成立-ドイツ1
【第10回】
 近代的裁判制度の成立-ドイツ2
【第11回】
 課題-中間まとめ-
【第12回】
 イングランドにおける国制と裁判-マグナ・カルタの時代
【第13回】
 イングランドにおける「憲法闘争」-革命と法-1
【第14回】
 イングランドにおける「憲法闘争」-革命と法-2
【第15回】
 まとめとレポート