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授業の内容(Course Description) |
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前期に引き続き、日常を描いたテクストに潜むところの「人間の成長を促すもの(あるいは阻害するもの)」、「人に感動を与えるもの」、「時に人を立ち止まらせ自己を顧みるよう呼びかけるもの」そのような事象を発見し、その因り来るところを確かめ、その生成・成長に寄与する力について考えていきます。 受講生に課せられる最終的な目標は、各自が選んだ"テクスト"について、ある理論を学んだ上でそれをツールとして用いて分析し発表すること。また、他の参加者がそれについて議論すること。ここでいう"テクスト"とは広い意味で捉え、教育実践記録などのドキュメンタリー、文学作品・映画などのフィクション、音楽・美術などの芸術作品、個人的な体験の記述などを意味します。理論では現象学(的心理学)、実存主義、物語論などがキーワードとなります。 前期に学び身につけたもの見る力・分析した力をより磨くために、後期はプレゼンテーション能力を身につけることを重点課題の一つとしたいと思います。具体的にはパソコンを使った情報処理の方法に触れ、またディベート的思考法を学んでいきます。このことは、単に出来上がった思想を首尾よくプレゼンテーションする力を身につけるということにとどまるものではありません。人と議論することで、また人により深く伝えようと自分の思考を反省することによって、思考が再構成される経験をすることが大切です。それは新たな思考がまさにその瞬間に沸き起こってくることにほかならないのですから。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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教育学に限らず、広く現象を分析する理論を学び、それを自らのものとして自分の回りのテクストから問題点を見いだす力を付けること。また、問題点を分析する上での文章構成力と、それを発表する上でのプレゼンテーション能力を身につけること。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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平常点(課題レポートなど):40%、最終レポート:60%。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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特定のテキストは指定しない。関連図書は講義の中で適宜紹介する。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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関連する文献を精読すること。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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何か明らかにしたいこと(こだわっていること)があり、それと対峙するに一旦自分が傾倒する思想家とその思想・理論を分析のためのツールとして深く学ぶという見識と覚悟のあるあなた。ともに学びましょう。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 夏期レポートの発表(1) 【第2回】 夏期レポートの発表(2) 【第3回】 後期個人課題の決定・発表 【第4回】 共通テキストの講読(1)~テキスト紹介 【第5回】 共通テキストの講読(2)~分担部分の発表① 【第6回】 共通テキストの講読(2)~分担部分の発表② 【第7回】 共通テキストの講読(3)~分担部分の発表③ 【第7回】 パソコンによる情報処理・論理構築の練習 【第8回】 パソコンによるプレゼンテーションの練習 【第9回】 ディベート的思考の導入(1) 【第10回】 ディベート的思考の導入(2) 【第11回】 後期個人課題のプレゼンテーションおよび質疑応答(1) 【第12回】 後期個人課題のプレゼンテーションおよび質疑応答(2) 【第13回】 後期期末レポート課題についての検討(1) 【第14回】 後期期末レポート課題についての検討(2) 【第15回】 一年間のまとめ
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