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授業の内容(Course Description) |
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我々はいま、社会の編成原理の転換する場面を生きている。この転換は、大きな歴史的スパンで捉えれば、近代(モダン)なるものから、後期近代(ポストモダン)なるものへの変容と関係が深いということができるだろう。 後期近代社会の編成原理については、膨大な研究の蓄積があるが、この授業では、それらの議論を体系的に整理していくことを目的とするのではない。社会学への入門として本講義が目指すのは、まず我々が身近な生活で経験する様々な事柄が近代社会の中で成立している(そして、その多くは後期近代社会への転換の中で変質してきている)ことに気づき、理解することである。 社会学Ⅰは消費社会編といえるもので、ごくごく身近に親しんでいるもの題材とし、その背後に近代性や後期近代性が潜んでいることを明らかにしていく。具体的には、ショッピング、渋谷という街、ディズニーランド、海外旅行、電話・ケータイ、アニメや音楽の消費の仕方、などを取り上げる。とくにテキストを指定しないが、授業中に関連の文献を紹介し、社会学へと誘っていきたい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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生活のなかの身近な現象を社会の編成原理との関係で説明できる 当たり前に接している事柄に歴史や社会的な力が働いていることを説明できる
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成績評価方法(Grading Policy) |
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平常点:出席点・出席カード 30% 試験:70%
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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資料にもとづき実施する 授業中に関連の文献を紹介する
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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あらかじめ資料・文献を配付し、読んで来ていることを前提に議論を行うことがある
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業中に意見を求めたときに進んで発言してくれる学生に多く参加してほしい 積極的な参加を期待する
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス 【第2回】 ショッピングを楽しむ身体の成立過程 【第3回】 「渋谷」の歴史:その1 【第4回】 「渋谷」の歴史:その2 【第5回】 ディズニーランドの編成原理 【第6回】 ディズニーランドから街そのものへ 【第7回】 旅行の社会学(1):鉄道旅行 【第8回】 旅行の社会学(2):海外旅行 【第9回】 電話の社会学 【第10回】 電話からケータイ・ネットへ 【第11回】 アニメはどう消費されたか 【第12回】 音楽現象の社会学 【第13回】 総括(1)近代社会とは何か 【第14回】 総括(2)後期近代社会とは何か 【第15回】 まとめ
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