Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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基礎英文法 II (教職) 木谷  厳
選択  2単位
【教育文化】 12-1-1334-3221-10

1. 授業の内容(Course Description)
 大学入学までに学んできた英文法を基礎から確認し、その知識をさらに深めてゆくことで、将来英語教員として指導を行うために必要な英語力を身につけることを目標とします。
 その週ごとのテーマとなる文法事項について説明しながら、英語圏で日常的に使用されているフレーズやセンテンスを用いた実践的な演習問題を解き、その解説も行います。さらに、とくに役に立つ文を反復的に声に出して読む練習を通じて、異文化コミュニケーションに必要とされる、最低限の「通じる」発音、発話ができるようになることも目指します。実践的な英語力を高め、維持するために、学期末テストだけではなく授業で学んだことの確認テストも適宜行います。そのため、予習、復習といった反復的な自習を行うことが望まれます。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 この授業では「国際語としての英語」という側面も意識します。ネイティヴ・スピーカーだけでなく、非ネイティヴ・スピーカーと対話する、あるいは連絡を取る場合であっても、シンプルかつ正確に伝わる英語を使えるようになるために、最低限必要な文法ならびに発音など、確かな英語発信の基礎となる能力を養うことを目指します。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 平常点、課題、自習、筆記試験から総合的に評価します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 授業で指示します。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 予習、復習(確認テスト対策)をすることで、授業の内容をより深く理解しておくことを望みます。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 教職を希望していなくても、また何年生であっても、英語に興味がある学生、英語力を伸ばしたいと考えている学生の受講を歓迎します。一緒に楽しく英語を学びましょう。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 イントロダクション
【第2回】
 冠詞――aかtheか
【第3回】
 前置詞――イメージを用いる
【第4回】
 比較級、最上級
【第5回】
 受動態、自動詞と他動詞
【第6回】
 再帰動詞、使役動詞、知覚動詞
【第7回】
 関係詞(1)関係代名詞、制限用法、非制限用法
【第8回】
 関係詞(2)関係副詞
【第9回】
 関係詞(3)複合関係詞、擬似関係代名詞
【第10回】
 不定詞と動名詞の応用および慣用表現
【第11回】
 さまざまな接続詞――等位接続詞、従属接続詞
【第12回】
 分詞と分詞構文
【第13回】
 時制の一致――間接話法、仮定法
【第14回】
 強調の文、依頼の文――言葉のニュアンスと英語の敬語
【第15回】
 全体のまとめ、筆記試験