| １． |
授業の内容（Course Description） |
|
現代は多くの科学的知識が蓄積され、社会全体も豊かになり、我々が利用できる物や情報、施設は非常に多くなっている。健康教育は、健康に貢献するために存在し、学校をはじめ様々な場所で実施される。ここでは、主な健康教育課題について学び、自己の健康を守ろうとする態度を育て、行動の選択のための情報や技術を提供するものは何かを考えられることを目的に、真の健康教育とは何かを学ぶ。通年の受講（健康教育学Ａ受講者）のみとする。健康教育学Ｂでは、健康教育理論と手法を学び、健康教育を実践できる力を養うことを目的とする。
|
| ２． |
授業の到達目標（Course Objectives） |
|
健康で安全な生活を営むために必要な基本的な疾病構造と現代的健康課題を踏まえ、自らの健康に関してセルフコントロールできる力を養う。さらに、健康教育の視点や手法を身につけ、学校や施設等の様々な場面において実践することができる力を身につけたい。
|
| ３． |
成績評価方法（Grading Policy） |
|
授業内理解度調査・レポート提出60％（出席含む）、定期試験40％毎回授業時には、配布資料・購入テキスト、ノートなどを持参すること。まずは出席率60％以上を確保し、ノートを作成し、期日までにレポートの提出を行うこと。
|
| ４． |
テキスト・参考文献（Textbooks) |
|
テキスト 『健康行動理論の基礎 生活習慣病を中心に』 医歯薬出版株式会社
参考文献 『健康教育への招待』 大修館書店
『学校保健マニュアル』 発行：南山堂
『健康行動と健康教育―理論、研究、実践』 医学書院
|
| ５． |
授業時間外の学習《準備学習》（Assignments） |
|
授業時間ごとに指定する。
|
| ６． |
学生への要望・その他（Class Requirements） |
|
授業内理解度調査・レポート提出60％（出席含む）、定期試験40％毎回授業時には、配布資料・購入テキスト、ノートなどを持参すること。まずは出席率60％以上を確保し、ノートを作成し、期日までにレポートの提出を行うこと。授業態度やレポート提出及び出席率が悪い場合には、期末試験の受験資格を与えない。試験時の教科書・ノート・参考書の持ち込みは禁止する。期末試験で一定以上の水準以上の得点が得られなかった履修者については、単位を取得することができない。
|
| ７． |
授業の計画（Course Syllabus) |
|
授業の進行状況により前後することがある。
【第１回】
オリエンテーション：授業の内容や参考文献等の説明。健康教育演習①
【第２回】
健康教育の理念、健康教育演習②
【第３回】
健康教育理論①健康信念モデル
【第４回】
健康教育理論②自己効力感
【第５回】
健康教育理論③変化のステージモデル
【第６回】
健康教育理論④計画的行動理論
【第７回】
健康教育理論⑤ストレスとコーピング
【第８回】
健康教育理論⑥ソーシャルサポート
【第９回】
健康教育理論⑦コントロール所在
【第10回】
健康教育の手法と演習①講義・発問形式
【第11回】
健康教育の手法と演習②ディスカッション
【第12回】
健康教育の手法と演習③ゲーム
【第13回】
健康教育の手法と演習④ロールプレイング
【第14回】
健康教育を行う際のポイント、健康教育指導案の作成
【第15回】
授業のまとめと復習（定期本試験対策問題の演習）
|
