1. |
授業の内容(Course Description) |
|
春期では、論文の読み方、資料の使い方を学んだので、秋期では旧石器時代・縄文時代の中から課題を見つけて検討する。これによって研究の現状と問題点を把握する。卒業論文を希望する学生は、この過程でそのテーマを検討してほしい。 受講者のグループ分け(個人でも可)を行い、各グループで課題を設定し、それに関する発表を行う。発表後は、討議を行い、課題に対しての理解を深める。課題は旧石器時代・縄文時代に関するものであるが、自然環境復元、方法論に関するものも含める。また具体的資料の検討、実験結果の発表でもよい。これ以外の課題を追究したい学生は事前に申し出ること。実験結果の発表例として、平成22年度では縄文時代の食糧でもある「どんぐり」の調理実験があった。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
テーマ設定、資料収集、論の構成の基礎的方法を理解する。討論の仕方を学ぶ。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
出席状況(40%)、発表・討論の内容(20%)、レポート(40%)によって評価する。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
資料を配布するため、特にテキストはない。
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
帝京大学図書館を大いに利用する。また、考古学実習室に発掘調査報告書があるので、それも利用する。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
教室内の遺物や資料の扱いには気をつけること。また、それらの教室外への持ち出しは厳禁とする。 初回の授業でグループ分けを行うので、必ず出席すること。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 履修届提出後、グループ分けを行い、発表の順番を決める。課題の検討。 【第2回】 阿部模擬発表、その後、各グループで課題の討議を行う。 【第3回】 1・2班発表、質疑応答。 【第4回】 3・4班発表、質疑応答。 【第5回】 5・6班発表、質疑応答。 【第6回】 7・8班発表、質疑応答。 【第7回】 9・10班発表、質疑応答。 【第8回】 1・2班発表、質疑応答。 【第9回】 3・4班発表、質疑応答。 【第10回】 5・6班発表、質疑応答。 【第11回】 7・8班発表、質疑応答。 【第12回】 9・10班発表、質疑応答。 【第13回】~【第15回】 個人発表、質疑応答。
|