1. |
授業の内容(Course Description) |
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最近の研究で考古学の研究主題に加わりつつある「子どもをめぐる考古学」に関し、研究史を中心に講義する。ヨーロッパ・アメリカでの研究の現状と日本考古学での研究を比較しながら、検討を加える。ただし、春期は1990年代までの成果を中心とする。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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「子ども考古学」の意義・背景を知り、研究過程の概略を理解する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席とレポートをもとに評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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参考書は、適宜、指示する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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アナール学派の研究、フェミニズム、社会学の基礎理論にも触れるので、それらに関する基礎概念を学ぶ。具体的には、講義時に指示する。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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考古学実習室などにある資料の観察を行う場合がある。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 導入 【第2回】 P・アリエスの『子どもの誕生』(1) 【第3回】 P・アリエスの『子どもの誕生』(2) 【第4回】 G・リレハンメルの「子ども考古学」の研究(1) 【第5回】 G・リレハンメルの「子ども考古学」の研究(2) 【第6回】 G・リレハンメルの「子ども考古学」の研究(3) 【第7回】 ヨーロッパ先史時代における技能研究と子どもの発見(1) 【第8回】 ヨーロッパ先史時代における技能研究と子どもの発見(2) 【第9回】 ヨーロッパ先史時代における技能研究と子どもの発見(3) 【第10回】 日本における「子ども学」(1) 【第11回】 日本における「子ども学」(2) 【第12回】 日本における「子ども考古学」(1) 【第13回】 日本における「子ども考古学」(2) 【第14回】 日本における「子ども考古学」(3) 【第15回】 結論
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