1. |
授業の内容(Course Description) |
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デジタル情報・通信技術の発達は、以前の技術が、人間の運動能力の拡大をもたらしたものに対して、人間の脳の働きそのものを拡大する力をもっている。この力は、産業構造のみならず個人の生活文化をも変容させる。この現状を認識し、情報技術と社会のかかわりを理解し、情報通信技術に対する社会人としての資質・能力を修得する事をこの授業の目的とする。 授業では、コンピュータや通信ネットワークが、社会や企業、政府、地方自治体でどの様に活用され、それにより、個人の生活と文化がどの様に変化したのかを事例により説明する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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IT技術に関しての社会人としての基礎的素養を修得することを授業の目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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期末試験60%、出席状況40%の割合で評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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教科書『情報と社会』:木暮 仁 著(日科技連)
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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指定した教科書を、事前に、読んでおくこと。 授業後に配布するまとめのプリントをよく読んで、復習すること。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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コンピュータの仕組みに関心を持つだけではなく、積極的に情報と社会のかかわりに関心を持とうという学生の受講を歓迎する。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 パソコンの普及とインターネット 【第2回】 携帯電話の普及と発展 【第3回】 企業での情報活用の形態 【第4回】 企業間ネットワークの発展 【第5回】 インターネットのインパクト 【第6回】 情報化社会とIT革命 【第7回】 IT革命と経済 【第8回】 IT革命への国の政策 【第9回】 情報教育の推進 【第10回】 デジタル・デバイド 【第11回】 悪徳商法やプライバシー漏洩の危険 【第12回】 暗号・電子署名・認証 【第13回】 ウィルス・不正アクセス対策 【第14回】 企業でのセキュリティ対策 【第15回】 著作権への注意
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