Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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東洋史演習1A- II 蔡 易達
選択必修  2単位
【史】 12-1-1340-0227-02

1. 授業の内容(Course Description)
 本ゼミは、「植民地と近代化」というテーマについて日本の台湾統治(1895~1945)の過程を解明するものである。
 論文と史料を輪読して、受講者の関心に基づいた研究発表を行う予定である。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 植民地統治の光と影を考える際、学生諸君が独自の問題意識を持ち、調査した資料に基づく意見をゼミの参加者に理解してもらうことを期待している。また、東洋近代史に関心のある諸君がレポートや卒論を作成するために必要な調査、整理、検討、要約、ディスカッションの能力を養うことを目的とする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席と研究発表(60%)、期末に提出するレポート(40%)により評価する。
 調査能力、理解能力、レジュメの作成能力、発表能力、ディスカッション能力から総合的に判断する。質疑応答に有効な発言がない場合、不合格になる。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 『日本統治下の台湾』 許 世楷 著 東京大学出版会
 『台湾総督府』 黄 昭堂 著 教育社歴史新書
 『台湾を知る』 蔡 易達 訳 雄山閣
 『台湾』 伊藤 潔 著 中公新書
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 毎回、有効な発言をするため、関連資料の把握と理解が不可欠な作業なので、能動的に文献を探すことを望む。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 ゼミの内容に関する参考文献に当たって図書館を活用し、調査・研究を進めてほしい。また、できるだけ通年の履修を望む。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス 発表の順番を決める
【第2回】~【第7回】
 前半 発表、質疑応答およびコメント
【第8回】
 前半の発表への講評
【第9回】~【第14回】
 後半 発表、質疑応答およびコメント
【第15回】
 まとめ