1. |
授業の内容(Course Description) |
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歴史を学ぶためには、どうしても史料に対する理解とそれに通じることが大切である。本演習では江戸時代に関する史料を取り扱い、史料を通して江戸時代の理解をはかる。その方法は3段階法をとり、まず活字でもって江戸時代の文章に慣れてもらい、次に江戸時代に出版された版本を用い、それを読めるようにし、最終段階では写本を使って、変体仮名はもちろんのこと、江戸時代にしばしば使用された慣用語句、さらには漢字のくずし字をも読めるように指導する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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「候文(そうろうぶん)」を中心とした江戸時代のさまざまな史料を読解できたか。また、版本・写本を読解するために必要な変体仮名を理解・修得できたか。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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学期末に実施するペーパーテストにより成績評価(80%)するが、この授業に参加する受講生の積極性<発表など>(10%)および毎授業にとる出席の回数(10%)を重視する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:演習で使用するテキスト史料はすべて教師側で用意し、その都度教室で配布する。 参考文献:その都度紹介する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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毎時間教室で指示
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】~【第9回】 d.すでに翻刻されている江戸時代の写本史料を使用 【第10回】~【第14回】 e.いまだ翻刻されていない江戸時代の写本史料を使用 【第15回】 (4)後(秋)期におけるまとめ
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