1. |
授業の内容(Course Description) |
|
時代を江戸時代に限定し、古来から日本に展開した様々な思想の中から儒学思想・国学思想・洋学思想を取り上げ、それぞれの思想的特色を考察するために3思想の内容を見るに便利なそれぞれの文献史料を選び、受講者とともに精読してゆく。また、精読するだけではなく、その文献史料の要所要所で受講者とともにディスカッションし、認識を深める。そうすることによって、多様性と重層性のもとに成り立つ日本思想を検証し、かつその理解を得ることが出来ればと考えている。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
江戸時代を代表する儒学思想・国学思想・洋学思想を理解し、多様性と重層性のもとに成り立つ日本思想をその主要文献史料とともに理解・認識できたか。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
レポート課題に基づくレポート内容により成績評価する。また、出席率も勘案して成績評価する。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
テキストは使用せず、各時間教師が授業に必要なプリントを配布する。 参考文献:日本思想大系ー『藤原惺窩・林羅山』・『中江藤樹』・『新井白石』・『荻生徂徠』・『近世神道論・前期国学』・『本居宣長』・『洋学』(上・下)他。
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
授業の進度に対応した準備学習。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
毎回授業に出席し、積極的に質問や発言をしてほしい。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 この授業全体のガイダンス。 【第2回】~【第5回】 儒学思想の文献史料を読む。(文献史料はプリントして配布する、以下同様) 【第6回】~【第9回】 国学思想の文献史料を読む。 【第10回】~【第13回】 洋学思想の文献史料を読む。 【第14回】・【第15回】 儒学思想・国学思想・洋学思想3思想の相互関係の検証。
|