Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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日本史演習1A- I 義江 明子
選択必修  2単位
【史】 12-1-1340-0569-03

1. 授業の内容(Course Description)
 古代史上の重要テーマについて、各自の研究テーマを選び発表。それを中心に全員で討論します。専門論文の読解・批判、重要論点の整理、関連史料の考察など、これまでの授業で得た専門知識・史料読解力を実際に応用してみてください。出席者全員が共通の論文を読み、討論に参加します。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ①古代史上の重要論点を学ぶ。
 ②論文を正確に読み、まとめる。
 ②自分の意見を発表する力を身につける。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 発表(40%)・文献ノート(20%)・出席+意見カード(20%)・討論(20%)を総合評価。試験はありません。3年生には毎回の出席を義務づけます。出席者は全員、必読論文を読んで、文献ノートを事前に提出。討論時は全員が意見を述べ、発表についての評価も行います。人数の関係で発表の機会がなかった場合は、レジュメの提出で発表にかえます。4年生は卒業論文の中間発表でレジュメ提出に替えることも可。やむを得ず欠席した場合も、文献ノートは必ず提出すること。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:『山川日本史小辞典』 山川出版社、2001年
 参考文献:『日本古代史研究事典』 東京堂出版、1995年。『争点日本の歴史』2・3、新人物往来社。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 毎回、次回のための参考文献を必ずよみ、文献ノートにまとめる。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 卒業論文で日本古代史を希望する学生は、日本古代史関係の特講・史籍講読を履修したのち、ないしは並行して履修することがもっとも有益。本演習で選んだテーマを卒業論文につなげて発展させることをすすめます。学年を問わず聴講歓迎。
 原則として、IとIIを継続履修してください。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス。演習のすすめ方。テーマ一覧配布。→希望テーマ届。
【第2回】
 レジュメ例配布。発表準備のすすめ方。討論のルールと発表評価の方法。
 テーマ決定。発表順番表(1)、論文選定リスト配布。→希望論文届。
【第3回】
 図書館ガイダンス。次回のための必読論文コピー配布。課題論文決定。発表順番表(2)配付。
【第4回】~【第14回】
 全員、必読論文を読んで文献ノート提出(以降の回も同様)。昨年度履修生より発表開始。
 報告者は、指定の期日までに各自のテーマ論文の文献ノート・レジュメ原稿を提出。発表予定の1週間前に完成レジュメ提出。発表は1回に1人が原則です。司会者は、討論の交通整理をし、最後にまとめてください。未発表者も指定の期日にレジュメ提出。
【第15回】
 春期の反省。夏休みにむけて。