Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
日本史特殊講義3A- I 深谷 幸治
選択必修  2単位
【史】 12-1-1340-1602-11

1. 授業の内容(Course Description)
 この授業では、担当教員の専攻する時代が、日本中世後期から中近世移行期、そして近世初期から前期にかけてであるため、その時期の様々な歴史的事象・事件・人物などにつき、時間ごとにテーマを決めて講義していくものである。聴講希望の学生は、個々に多様な事象に興味・関心を持って集まってきているものと思うので、講義の内容もそれにある程度応えられるよう、多様なものとしたい。また歴史的なもの以外に、それに密接に関連する周辺諸学である、地理・民俗・宗教・文学などに関する要素も、適宜取り入れながら進めていく。
 昨年度前期の講義テーマの事例としては、滝山城と八王子城・浅井三姉妹・中世の女性などがあげられる。今年度も多様なテーマにつき語っていきたい。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 上記の時期に関するテーマを取り上げ、具体的かつ詳しい説明をしていくことにより、学生の多様な希望に対応すると共に、その興味を刺激することで、知識・教養を深めることを目的とする。またそれを講読や演習など発展的学習で役立てられるようになることをも目指す。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席数は成績評価の前提となる必要条件である。加えて前期授業時間の最後に実施する試験の解答内容を勘案して成績を評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキストは使用しない。必要な場合には、担当教員が適宜参考用プリントを作成して配布する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 多様な内容となるとめ、聴講する学生諸氏は、自らの興味により、あるいはそれ以外の分野であっても、各種の歴史的事象に関する本を自主的に読んでおくことが望ましい。テーマの広がりをもった読み方をしてほしい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 聴いていて楽しめるものとすることを目指して話していくので、学生には積極的な出席を期待したい。
 なお下の授業計画はあくまで予定で、授業の進行具合によっては変更されることもあるため、承知しておいていただきたい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス。講義方針の説明、また読んでおくことが推奨される日本史関係書籍の紹介などを行う。必要があれば、学生が聴講を希望するテーマについてのアンケートなどを実施する。
【第2回】~【第14回】
 以下原則的に、時間ごとに話すテーマを設定しつつ講義を展開していく。
【第15回】
 前期のまとめと試験。