1. |
授業の内容(Course Description) |
|
日本古代の史・資料は少ないとはいえ、しかしさまざまにあり、その史・資料の研究は膨大にある。従来からの漢書地理誌などにはじまる中国文献、記紀関連の古典籍における国家的な編纂過程や写本関係の厳密な批判による読解と共に、一次史料としての正倉院文書の伝来と操作の問題や考古学調査による出土文字資料が伝える紙や木簡、繊維、石、土器、金属等の資料による物性や残存様態,出土状態などを踏まえて読解する事例について研究を行う。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
古代史資料の全般的なひろい理解を進める。その中で関心を高めて特に集中する専門分野の史料群について深い高度な理解にいたるところにおく。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
演習中におけるレポート30%、レポート70%で評価する。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
テキスト:歴史学研究会編『日本史史料〔1〕古代』(岩波書店3700+税)
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
授業中で得た課題を自らの関心に基づいて深め、広げることに日常的に取り組む。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
大学図書館、院生研究室などに常駐すること。休日や夜間においても、学内外の研究会などにも広く学習の場を求めて、古代史を学ぶ仲間を見つけて交流し、ともに成長できるように学習を広く進めることが肝要である。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 テキストの確認と報告形式、分担の確認を行う。 【第2回】 序章 【第3回】 第1章の1 【第4回】 第1章の2 【第5回】 第1章の3 【第6回】 第1章の4 【第7回】 第1章の5 【第8回】 第2章の1 【第9回】 第2章の2 【第10回】 第2章の3 【第11回】 第2章の4 【第12回】 第2章の5 【第13回】 第2章の6 【第14回】 第2章の7 【第15回】 第1・2章のまとめ
|