Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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アジア地域比較史研究 森  紀子
選択  2単位
【日本史・文化財学専攻】 12-1-1340-1873-01

1. 授業の内容(Course Description)
 アジア史の対象とする地域はユーラシア大陸の大半をカバーするものであり、言語も民族も多岐にわたります。その中から自分の関心にそった対象を見いだし、テーマを考えていくことは、なかなか大変な作業であると同時に刺激的なことでもあります。また、自分の手で先行論文や史料を探し出し、自分の頭で問題の解決にむかうという高度な知的作業の実践は、この上もない楽しさと喜びを与えてくれるはずです。そしてこの作業は、論文の作成につながる実践的なものでなければなりません。
 (1)各自関心のあるテーマを提出し、先行論文の文献表を作成する。
 (2)文献の収集と読み込み、分析にあたる。
 (3)必要な一次資料を選読する。
 (4)原稿の中間発表を行う。
 (5)担当者の発表に関して参加者全員で討論、批評を行う。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 (1)アジア史に関する自分の関心テーマを明確にしていく。
 (2)文献検索の方法を習得する。
 (3)一次資料の読解力を身につける。
 (4)論文作成能力を高める。
 (5)他者の研究に対する批判力を養う。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席状況、発表の完成度、討論への参加態度などの平常点を基本としますが、学期末には論文原稿を提出してもらいます。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テーマにそくして各自で検索、収集する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 (1)論文作成に備えて検索、収集した参考文献、テキストなどを読み込み、ノートを作成する。
 (2)発表予定者のテーマに関しても下調べをしておく。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 (1)文献表を必ず作成すること。
 (2)レポート作成に際しては、引用典拠を明確に示すこと。
 (3)資料読み込みのレポートを定期的に提出すること。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス:参加者自己紹介。授業の進め方について。
【第2回】
 ガイダンス:テーマの提出。文献検索方法の説明。
【第3回】
 ガイダンス:文献表の提出、検討。
【第4回】~【第14回】
 担当者による発表と討論
【第15回】
 総括