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授業の内容(Course Description) |
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19世紀半ばから20世紀初めにかけて、近代日本ならびにアジアの知識人がたどった軌跡を、おのおのに対する西洋化のインパクトを考えつつ考察する。近代日本の思想家として福沢諭吉(とくに彼の文明論之概略およびその後の脱亜論など)、また内藤湖南(彼のアジア論)を取り上げる。またこの2人と平行して近代中国の思想家および革命家である梁啓超また孫文を取り上げる。授業は演習形式で行う。 なこ、この授業は後期の「アメリカ地域比較史研究」と連動しており、学生は出来れば両者をあわせて受講してほしい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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西洋化が急速に押し寄せる近代日本と中国の知識人の動向を比較史的に検討することで、近代世界史においてヨーロッパの進出がアジアに持った意味を考え、近代世界史に対する理解を豊にすることを目指す。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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学期末に、授業内容に関する試験を行い、成績評価の基本とします。出席状況も重視します。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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主たるテキスト:福沢諭吉『福沢諭吉著作集』全12巻(慶應義塾大学出版会)、2002年 『内藤湖南全集』全14巻(筑摩書房)1972年 『清末民国初政治評論集』(平凡社)1971年 参考文献:中江兆民『三酔人経綸問答』(岩波文庫)
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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授業中に適宜指示する。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業中に紹介された研究書や、自分でみつけた講義内容に関連する文献を読み、自発的に勉強を進めることを期待します。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 授業全体の説明 【第2回】~【第7回】 福沢諭吉の思想と行動 【第8回】~【第11回】 内藤湖南の言説 【第12回】~【第14回】 思想家・革命家としての梁啓超および孫文 【第15回】 まとめと試験を行う。
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