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授業の内容(Course Description) |
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本講義は、近代における日本政治史を扱う。具体的には、幕末・維新の変革期から、日清・日露戦争にいたる日本政治の動向を、議会開設の要求とその成立・発達、および対外関係と経済の変動という視点から講義し、現代に通じる課題を提起していく。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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受講生各位が近代日本の歴史に関心をもち、幕末~明治期の政治・外交・経済の概略を説明できるようになること。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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試験の成績を重視する。さらに講義での出席を求め、総合的に評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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(参考文献) 升味準之輔『日本政治史』1~2(東京大学出版会、1988年) 藤井讓治・伊藤之雄『 日本の歴史 近世・近現代編』(ミネルヴァ書房、2010年) その他、授業中に適宜指示する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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講義内で示された文献や、関連事項を扱う書籍を読み進めること。基本事項確認のため、高等学校での教科書・参考書などを参照してもよい。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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本講義は、細かい年代や事象の暗記を目的とするものではない。講義内容をもとに思考を重ね、自分自身の感想を持つようにしてほしい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス・講義内容などについて 【第2回】~【第4回】 列強の接近と日本の開国 【第5回】・【第6回】 江戸幕府の滅亡 【第7回】・【第8回】 維新政府の成立と文明開化 【第9回】~【第11回】 自由民権運動と明治憲法の制定 【第12回】~【第14回】 条約改正と日清・日露戦争 【第15回】 まとめ・近代日本の成立と展開
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