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授業の内容(Course Description) |
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本講義では、近世文書(いわゆる“くずし字”で書かれた文書)を読み、理解できるようになるための基礎トレーニングを行います。古文書学Ⅰに引き続いて、漢字のくずし方のルールを理解して、くずし字で書かれた近世文書が読めるようになることを目指します。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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①近世文書における漢字のくずし方の原則を理解し、くずし字の読み方に慣れる。 ②返り点を正しくつけ、書き下し文に直せるようになる。 ③近世文書で使われる語句や文書の形式に慣れる。 ④史料を正しく解釈し、背景となる歴史的事象を理解する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席(10%)、中間テスト(30%)、期末テスト(60%)を総合して評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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林英夫監修『増訂近世古文書解読字典』(柏書房)または児玉幸多編『くずし字用例辞典』(東京堂出版)
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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配布プリントの予習と復習
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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原則として、3回以上欠席した場合、単位取得はできません。また、この講義では、毎回予習・復習をし、辞書を引いて知識を確認・定着させていくことが求められます。授業でも、テストなどによって学習の定着度を確認しますが、各自の地道な学習こそが、古文書を読む力をつける近道です。 また、本講義は、古文書学Ⅰを履修し単位を取得した人以外は受講できません。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】~【第3回】 村の文書を読む(3) 【第4回】~【第7回】 町奉行所文書を読む 【第8回】 中間テスト 【第9回】~【第14回】 仲間の文書を読む 【第15回】 期末テスト
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