Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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アンケート作成法 II 大浦 宏邦
選択必修  2単位
【社会】 12-1-1350-0094-02

1. 授業の内容(Course Description)
 世論調査や国勢調査、市場調査といった社会調査は今日、政府や企業、地方自治体などにおける意思決定のための不可欠の手段として活用されている。アンケート作成法Ⅱでは、Ⅰで学んだ知識をもとに実際に調査票を作成することで知識の定着と実践力の向上をめざすことを目的とする。
 具体的にはテーマごとに6、7名程度の班をつくり、グループワークで調査票と調査企画書を作成する。班のメンバーで協力して下調べ、仮説作成、質問文作成、清書と企画書作成を行い、社会的に通用する調査票を作成できるようになってほしい。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 選んだテーマについて深く考察して仮説を作成し、それを検証するための調査票を実際に作れるようになること。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席(70%)と作成した調査票(30%)によって評価する。ただし、8割以上の出席がない場合は不合格とする。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 参考文献:飽戸 弘『社会調査ハンドブック』(日本経済新聞社)
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 新聞などに世論調査が掲載されている場合には、どのような質問文や選択肢が用いられているか注意してみてください。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 休むと班のメンバーに迷惑がかかりますので、休まずに出席してください。アンケート作成法Ⅰを8割以上の出席で履修した人のみが受講できます。
 また、第1回の授業で抽選を行う場合があります。第1回の授業に欠席した場合は履修をすることができませんので注意してください。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション。授業計画の説明
【第2回】
 テーマの決定と班分け
【第3回】
 先行研究リサーチ
【第4回】
 小テーマの決定
【第5回】
 仮説作り(1) ブレインストーミング
【第6回】
 仮説作り(2) 2変数仮説の設定
【第7回】
 仮説作り(3) 仮説の吟味
【第8回】
 質問文作成(1) 仮説検証用の質問文作成
【第9回】
 質問文作成(2) 適切な選択肢の作成
【第10回】
 尺度作成(1) 項目を出し合う
【第11回】
 尺度作成(2) 項目の選定
【第12回】
 表紙作成 タイトル、あいさつ文の作成
【第13回】
 調査票作成(1) 質問の配列決定
【第14回】
 調査票作成(2) 質問文、選択肢の清書
【第15回】
 調査票作成(3) 調査票完成と企画書作成