Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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現代アメリカ社会論 I 高城 和義
選択  2単位
【社会】 12-1-1350-0692-03

1. 授業の内容(Course Description)
 タルコット・パーソンズの理論と活動を手がかりとしながら、現代アメリカ社会の構造と過程を概説する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 現代アメリカ社会の特質把握を目標とする。日本社会とアメリカ社会について比較する力も獲得したい。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末試験60%、中間テスト25%、授業中に書いてもらうコメントや疑問、出席15%を基準として評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:高城 和義『パーソンズとアメリカ知識社会』岩波書店
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 あらかじめテキストの該当箇所を読んでおくこと。随時課題を出し、学習していただく。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 あらかじめテキストを読んだ上で講義に臨むこと。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 自己紹介、講義へのガイダンス、評価方法の説明
【第2回】
 序論 社会変動論入門
【第3回】
 序論二 市民社会青年型アカデミズム
【第4回】
 第一章 タルコットの家庭環境:その1父エドワードの思想
【第5回】
 第一章 タルコットの家庭環境:その2家庭環境
【第6回】
 第二章 社会科学への道:その1 タルコットの学生時代
【第7回】
 第二章 社会科学への道:その2 制度派経済学とパーソンズ
【第8回】
 第三章 修業時代:その1 ヨーロッパ留学
【第9回】
 第三章 修業時代:その2 ハーヴァード社会学科の創設
【第10回】
 第四章 『社会的行為の構造』 一 パーソンズの学問的課題
【第11回】
 第四章 『社会的行為の構造』 二 『構造』をめぐる論争
【第12回】
 第四章 三 社会学者パーソンズ
【第13回】
 第五章 第二次大戦期の思想と行動 一「アメリカ大学教授連合」と大学改革
【第14回】
 第五章 第二次大戦期の思想と行動 二アメリカ防衛ハーヴァード・グループ
【第15回】
 第五章 総括