1. |
授業の内容(Course Description) |
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タルコット・パーソンズの理論と活動を手がかりとしながら、現代アメリカ社会の構造と特質について概説する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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現代アメリカ社会の特質把握を目標とする。日本社会とアメリカ社会とを比較する力も獲得することを目指す。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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期末試験60%、中間テスト25%、授業中に書いてもらうコメントや疑問、出席15%を基準として評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:高城 和義『パーソンズとアメリカ知識社会』岩波書店
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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あらかじめテキストの該当箇所を読んでおくこと。随時課題を出し、学習していただく。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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現代アメリカ社会論Ⅰを履修していることが望ましい。あらかじめテキストを読んだ上で講義に臨むこと。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 自己紹介、講義へのガイダンス、評価方法の説明 【第2回】 序論 社会変動論入門 【第3回】 第六章 社会関係学科と統一社会科学運動 一 社会関係学科の創設 【第4回】 第六章 社会関係学科と統一社会科学運動 二 国立科学財団をめぐる圧力政治 【第5回】 第七章 冷戦とマッカーシイズム 一 ロシア研究センターの設立 【第6回】 第七章 冷戦とマッカーシイズム 二 マッカーシイズムとパーソンズ 【第7回】 第八章 パーソンズ学の展開 一 行為と社会体系の一般理論 【第8回】 第八章 パーソンズ学の展開 二 パターン変数論からAGIL図式へ 【第9回】 第八章 パーソンズ学の展開 三 パーソンズ学の展開と「秩序の問題」の解決 【第10回】 第八章 パーソンズ学の展開 四 新進化論 【第11回】 第九章 組織人パーソンズと国際的活動 一 アメリカ社会学会での諸活動 【第12回】 第九章 組織人パーソンズと国際的活動 二 アメリカ文芸・科学アカデミー 【第13回】 第十章 パーソンズの到達点 一 停年退職 【第14回】 第十章 パーソンズの到達点 二 人間の条件パラダイム 【第15回】 総括
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