Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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社会の変動 II 高城 和義
選択  2単位
【社会】 12-1-1350-0692-06

1. 授業の内容(Course Description)
 春学期に引き続き、現代社会学理論の古典であるマックス・ウェーバーとタルコット・パーソンズを中心としながら、彼らの社会変動論を検討する。そうすることによって、社会変動把握の基礎概念と方法とを学ぶ。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 社会変動分析のための基礎概念と方法とを修得する。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末試験またはレポート70%、授業中に書いてもらうコメントや疑問、出席30%を基準として評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:高城 和義『パーソンズとウェーバー』岩波書店
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 テキストの予習、随時課題を与えて学習していただく。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 すでに【社会の変動 I 】を履修していることが望ましい。
 あらかじめテキストを読んだ上で講義に臨むこと。第1回目の授業時にガイダンスを行うので、出席すること。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 自己紹介、講義へのガイダンス、評価方法
 の説明
【第2回】
 序論第一 社会変動論入門
【第3回】
 序論第二 社会変動論をめぐるウェーバー
      とパーソンズ
【第4回】
 「第四章 『突破の社会学』の評価と批判」「一 ウェーバー『政治社会学』の理解」
【第5回】
 「第四章」
 「二 支配Herrschaft概念をめぐる訳語論争」
【第6回】
 「第四章」
 「三 『突破の社会学』としての『宗教
 社会学』理解」
【第7回】
 「第四章」
 「四 知識社会学的なウェーバー理解」
【第8回】
 「第五章 ウェーバー克服の方向」
 「一 ウェーバー理解をめぐる論争」
【第9回】
 「第五章」「二 価値絶対主義批判」
【第10回】
 「第五章」
 「三 ウェーバーとフロイトとの収斂」
【第11回】
 「第五章」
 「四 『合議制アソシエーション』概念に
 よるウェーバー克服の方向」
【第12回】
 「第六章 パーソンズのアメリカ社会変動
 の理解」その1
【第13回】
 「第六章」その2
【第14回】
 総括と展望――社会変動論と社会構造論
【第15回】
 総括と展望――社会変動論の課題