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授業の内容(Course Description) |
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現代日本はどういう特徴を持った社会なのだろうか。我々は今どういう時代を生きているのだろうか。こういう問いに社会学は日本社会論や日本文化論という視角から接近してきました。 この演習はグループ発表と個人発表の二本立てでおこなわれます。グループ学習では『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を要約紹介しながら社会学の知識を深めていきます。班にわかれてレポーターとコメンテーターを決めてて発表していきます。個人発表では各人が『社会学の名著30』が提示する社会学の古典のなかから一冊を選び、内容を要約紹介し、自分のテーマを絞っていきます。本演習では、社会学の理論を「学ぶ」だけではなく、それを「応用し、発展させる」力の獲得を目指し、卒業論文として結実させます。 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』には、大塚久雄訳、梶山力訳、中山元訳などがあります。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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1 文献をきちんと読解して、文章で自分の意見を表明できる能力を高める 2 卒業論文の執筆に向けてテーマの確定のために文献や資料を渉猟する能力を獲得する 3 切ったレジュメはパワーポイントを利用して発表できるよう努める
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席50%、発表50%
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト M.Weber 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 岩波文庫など 竹内 洋 『社会学の名著30』 ちくま新書 2008 参考文献 牧野雅彦 『新書で名著をモノにする「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」』 光文社新書 2011
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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指定した参考文献を事前に読んでおくこと
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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チームワークを通して自己表現力を高めてください
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス 【第2回】~【第7回】 グループ発表 【第8回】~【第14回】 個人発表 【第15回】 まとめ
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