Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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社会学情報実習 I 岩瀬 庸理
選択必修  2単位
【社会】 12-1-1350-0693-06

1. 授業の内容(Course Description)
 本科目は、社会学を履修する上で必要な情報技術に関する知識や操作法の習得を目的とします。統計に関する技法のほか、文書作成やネットワーク利用上の手法も取り上げます。統計に関する項目としては、単純集計、度数分布、代表値、クロス集計などの記述統計データの読み方や、グラフの読み方、また、それらの計算や作成の仕方、さまざまな量的データの読み方と基本的なまとめ方、相関係数など基礎的統計概念があげられます。春学期は主にExcelとSPSSを使ってデータ加工の手法を学びます。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 量的データの基礎的な処理方法を学びます。
 統計解析やパソコン操作の技術の習得だけではなく、データを「読む力」の訓練を重視します。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席(30%)と課題提出物(70%)を総合して評価します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 参考文献:岩井 紀子・保田 時男『調査データ分析の基礎』有斐閣 2007
      小木曽道夫 『SPSSによるやさしいアンケート分析』 オーム社 2006
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 与えられた課題を準備すること。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 数字や統計に欺されないためにも情報リテラシーが必要です。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 イントロダクション
【第2回】
 データアーカイブ
【第3回】
 データの入力
【第4回】
 データの加工
【第5回】
 度数分布とRECODE
【第6回】
 多重回答の処理
【第7回】
 表計算の基礎:関連・相関・因果
【第8回】
 表計算の基礎:2変数クロス集計
【第9回】
 表計算の基礎:3変数クロス集計
【第10回】
 相関分析(Ⅰ)
【第11回】
 相関分析(Ⅱ)
【第12回】
 回帰分析(Ⅰ)
【第13回】
 回帰分析(Ⅱ)
【第14回】
 パワーポイントを利用したプレゼンテーション
【第15回】
 まとめと試験