Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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社会学演習 I 平野 敏政
必修  2単位
【社会】 12-1-1350-1864-02

1. 授業の内容(Course Description)
 日本社会をフィールドとして家族および家族に関連する諸問題について研究する。家族は言うまでもなく私たちの社会生活の基礎にある集団である。それゆえに家族は家族以外のさまざまな社会領域と関連している。したがって家族をめぐる問題は、家族に独自の問題もあれば、少子・高齢化といった全体社会の在り方や階層間格差のような経済的状況、また、夫婦別姓のような法律的問題などさまざまな社会的領域と密接に関連している。
 本演習では、家族社会学の基礎的文献の輪読を通して、各自が、卒業論文に向けての問題意識を自覚的に発見すること、およびその問題に対する分析方法の獲得を目指したい。
 関連する問題意識、テーマに沿ってグループ分けをし、授業を進めていく。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 研究テーマの設定を目指す。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 演習への出席、テーマ報告の内容、討論、質疑応答への参加度などで評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テーマ別にテキストは授業開始後に決定する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 自己の研究対象として選択した問題の中に存在する概念枠組みについて考える。
 問題分析のための作業仮説について考える。
 疑念枠組みに含まれている諸概念について考察し、概念間の関連とそれが持つ問題への意味について考察し、
2000字~3000字の文章にまとめる。
 量的分析、質的分析について学ぶ。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 授業には必ず出席してほしい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 Introduction:自己紹介&演習の進め方
【第2回】
 テーマの決定
【第3回】
 テーマ研究 ①文献及び資料の検討
【第4回】
 テーマ研究 ②文献及び資料の検討
【第5回】
 テーマ研究 ②文献及び資料の検討
【第6回】
 テ−マ研究 ③報告準備
【第7回】
 テ−マ研究 ③報告準備
【第8回】
 報告①
【第9回】
 報告②
【第10回】
 報告③
【第11回】
 報告④
【第12回】
 報告⑤
【第13回】
 報告⑥
【第14回】
 報告⑦
【第15回】
 まとめ