1. |
授業の内容(Course Description) |
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ヒトのこころの成立の基礎をなす、「もの見て感じる・見たものが解る」仕組みを理解する。指定した文献の抄読および関連文献の調査をとおして、私たちが自分を含む世界をどのようにして感じるかを理解する。併せて、感覚器での情報処理・伝導路や脳での処理、および視覚情報を処理する際に記憶や注意がどのようにかかわるか、身近な現象を例に考えてゆく。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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こころが成立するためには、生体としての基本的設定があることを理解する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席状況(発表を含む:70%)と最終レポート(30%)で評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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『もうひとつの視覚―〈見えない視覚〉はどのように発見されたか』 メルヴィン・グッデイル、デイヴィッド・ミルナー(著)、 鈴木 光太郎、工藤 信雄(訳)、新曜社
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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指定図書は必ず読んでくること。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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学習意欲のある熱心な学生の参加を期待する。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 講義全体のオリエンテーションを行う。 【第2回】~【第14回】 文献の購読と討論 【第15回】 まとめ、講義内容全体をとおした議論を行う。
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