1. |
授業の内容(Course Description) |
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社会の中で注目されている家族関係、対人関係、精神病理に関して書かれた論文(文献)を毎週1つずつ読み、ディスカッションを行う。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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専門雑誌に書かれた文献を読みこなすことができるようになる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席を重視(50%)する。発表の内容、方法について学生相互で評価し(20%)、また、ディスカッションの参加(10%)も重視する。 扱った文献の内容をどれだけ理解したかについて、学期末に試験を実施する(20%)。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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授業時に配布する。 文献は「心理臨床学研究」「家族心理学研究」「家族社会学研究」「発達心理研究」「教育心理研究」「日本社会精神医学会雑誌」などMELICにある専門雑誌からピックアップする予定。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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必ず授業で扱う文献を事前に読んでから授業に出席すること。また、発表担当文献は特に深く読みこみ、関連図書を読んだり、分からない語句などを調べ、班員に分かりやすく説明できるように知識を深めておく。発表文献のレジュメを用意する。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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専門的な学術雑誌を扱うため、どの文献も難易度は高いものである。しかし、一つ一つを完璧に理解できなくとも、数多く読むことで慣れることができ、研究論文とはどのようなものであるかについての理解が深まるであろう。 その日に扱う文献を前もって読んでくることは、実りあるディスカッションをするためには必須であり、発表者に対する礼儀でもある。アンダーラインを引きながら読んできてほしい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション この授業の進め方について理解する。所属することになる3つの班(教員が指定する)に分かれ、自己紹介をする。教員が準備した文献の中から、話し合いで自分が担当したいものを選び、発表担当日を決める。 【第2回】~【第14回】 発表者が文献をまとめたレジュメをもとに、発表をする。前の週の発表者が司会者となり、班の中でディスカッションをする。終了後、「発表者は文献を十分に理解しているか」「発表者は発表の準備をしてきたか」「発表は分かりやすかったか」などの観点で評価表に記入し、文献及び発表に対するコメントを記す。 【第15回】 定期試験を実施する。授業で扱った文献の中からあらかじめ指定された5つの文献について、質問に答える(資料持ち込み可)。
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