1. |
授業の内容(Course Description) |
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人格(パーソナリティ)の理解は、心理臨床の実践においても研究に携わる上でも重要です。人格の特徴を単に羅列するのではなく、それらを統合し、動的で奥行きのある全体像を構築することが、対象のより深い理解へとつながります。この授業を機会に人格についての知識を深め、実践へと結び付けて下さい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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心理援助において、パーソナリティを理解することの意味を学ぶ。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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この授業は、演習と講義両方の形式で行う予定です。 成績は、出席状況、課題、授業への参加態度等から総合的に判断します。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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参考図書(購入を義務付けるものではありません): 馬場禮子『精神分析的人格理論の基礎:心理療法を始める前に』岩崎学術出版社 ナンシー・マックウィリアムズ『パーソナリティ障害の診断と治療』創元社 若林明雄『パーソナリティとは何か:その概念と理論』培風館 (その他にも、授業内で随時紹介します)
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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授業で学んだことを、実習や見学での体験と結び付けて理解するよう試みて下さい。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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問題意識を持ち、自ら考える力を養って下さい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション 【第2回】 パーソナリティについて 【第3回】 心理アセスメント 【第4回】 クライエント中心療法の視点① 【第5回】 クライエント中心療法の視点② 【第6回】 精神分析の視点① 【第7回】 精神分析の視点② 【第8回】 病態水準 【第9回】 人格障害 【第10回】 自己愛 【第11回】 社会不安 【第12回】 認知行動療法の視点① 【第13回】 認知行動療法の視点② 【第14回】 未定 【第15回】 まとめ
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