1. |
授業の内容(Course Description) |
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喜怒哀楽を支える私たちのゆたかな感情は、どのような神経メカニズムによって産み出され、どのような役割を担っているのだろうか? どこまで生得的に備わっており、どれほど教育や文化による影響をうけるのだろうか? 本講義では、これらのテーマについて、心理学が蓄積してきた様々な知見を、具体的な研究事例を挙げながら概説していくとともに、近年急速に蓄積されつつある、脳のメカニズムについても紹介しながら、感情とは何かを理解することを目的とする。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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情動・動機づけの基礎知識を心理と脳の両面から理解することを目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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2回の中間テストと期末試験(あるいは期末レポート)で総合的に評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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特に指定せず、必要に応じ適宜紹介する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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特に必要としない。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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前提となる知識は特に必要としない。 講義を受ける上での基本的なマナーを守ることのできる、向学心のある学生の履修を希望する。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス、イントロダクション 【第2回】 情動の進化的・文化的側面 【第3回】 学習と遺伝 【第4回】 生理学的背景 【第5回】 好み;食物と薬物 【第6回】 生殖 【第7回】 恐怖 【第8回】 ストレス 【第9回】 攻撃性 【第10回】 表情とコミュニケーション 【第11回】 個体同士の絆 【第12回】 学習の動機づけ 【第13回】 葛藤と衝動性 【第14回】 情動の起源;社会と情動 【第15回】 まとめ
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