1. |
授業の内容(Course Description) |
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『共感』をテーマとした動物行動学の文献を読むことを通じて、心に対する多様なアプローチを知り、人間の心の進化について考えてみる。 文献のまとめ方として、マインドマップを作成する。マインドマップは単語とイラストを合わせて、情報を階層的に関連づけるノート作りの1つの方法である。授業内にマインドマップを作成し、これをもとに議論や発表をおこなうことが毎時間の授業の流れとなる。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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自己認知、共感、公平性など動物の社会的知性に関する研究内容を知り、これを通して心理学の知識を深める。また文献を読み、マインドマップを作成することによって、効果的な文章のまとめ方、発表の方法を身につける。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席60%、課題40%とする。出席を重視し、1/3以上の欠席者に対しては単位を認めない。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:コンラート・ローレンツ『ソロモンの指輪―動物行動学入門』早川書房 フランス・ドゥ・ヴァール『共感の時代へ―動物行動学が教えてくれること』紀伊国屋書店 参考文献:マルコ・イアコボーニ『ミラーニューロンの発見:「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学』早川書房 トニー・ブザン『マインドマップ超入門(トニー・ブザン天才養成講座1)』ディスカバー・トゥエンティワン
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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参考文献にあたり、理解を深める。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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初回の講義で説明しますが、スケッチブック(B4~A3サイズ程度)と色鉛筆が必要になります。マインドマップは他の授業のノート作りやレポート作成にも適用できます。積極的に取り組むことで、マインドマップ作成法をマスターし、活用していただきたいです。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション(ガイダンス・授業内容の紹介) 【第2回】 マインドマップの作成法(1) 【第3回】 マインドマップの作成法(2) 【第4回】 マインドマップの作成法(3) 【第5回】 文献の講読と討論(1) 【第6回】 文献の講読と討論(2) 【第7回】 文献の講読と討論(3) 【第8回】 文献の講読と討論(4) 【第9回】 文献の講読と討論(5) 【第10回】 文献の講読と討論(6) 【第11回】 文献の講読と討論(7) 【第12回】 文献の講読と討論(8) 【第13回】 文献の講読と討論(9) 【第14回】 文献の講読と討論(10) 【第15回】 まとめ
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