Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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臨床アセスメント法 II 加藤 志ほ子
選択  2単位
【心理】 12-1-1360-2704-10

1. 授業の内容(Course Description)
 心理テストによる心理査定が、各臨床領域でどのように活用され、どのようにクライエントの理解につながり、臨床に役立つのかを、事例を通して学び、理解を深める。臨床アセスメント法Ⅰに引き続き、投映法検査による心理テストの技法を概説する。心理テストの他に、面接・観察などもアセスメントの技法として大切であり、関係性を考慮しつつ関与しながらのクライエント理解を進める立場についても概説する。専門的支援を求めるクライエントを理解する技法について概説する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 臨床心理検査の実際について学び、心理テストの活用の方法を知り、さらに広く心の健康について学ぶ姿勢を、養ってほしい。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席・授業内課題/
出席・授業内課題レポート・期末試験を総合して評価を行う。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 『心理アセスメントハンドブック』第2版 監修 上里一郎 西村書店
 参考図書『心理査定実践ハンドブック』氏原 寛編  創元社
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 心理検査技法については、概説のあと復習し、施行できるように知識を整理することが望まれる。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 講義の他に、演習・グループ作業があるので、十分協力し合い、主体的に参加することが望まれる。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 春学期のまとめ
【第2回】
 投映法検査の演習ーロールシャッハ法 1、概説・実施手引き・整理法
【第3回】
 投映法検査の演習ーロールシャッハ法 2、整理法・分類
【第4回】
 投映法検査の演習ーロールシャッハ法 3、解釈仮説
【第5回】
 投映法検査の演習ーロールシャッハ法 4、実施
【第6回】
 投映法検査の演習ーロールシャッハ法 5、まとめ
【第7回】
 臨床アセスメント・アセスメント面接
【第8回】
 臨床アセスメントの実際(事例)
【第9回】
 臨床アセスメントの実際(心理検査)
【第10回】
 臨床アセスメントの実際(知能検査)
【第11回】
 臨床アセスメントの実際(投映法)
【第12回】
 臨床心理学の歴史
【第13回】
 心の働きー無意識の発見
【第14回】
 ライフサイクル論
【第15回】
 まとめ・期末試験