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授業の内容(Course Description) |
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模擬授業を通し、英語力を高め、異文化理解を深める。 実際に使用されている英語検定教科書を用い、学生自らが模擬授業を実践する中で、英語力を高めると共に、語法・文法研究、語のイメージ研究、異文化研究を行う。具体的には、授業担当者は、担当するセクションを語法・文法、意味、発音(表現手法)、文化研究など様々な観点から準備し、20分間の授業を行う。その後、授業参加者との質疑応答、改善点に関する議論が10分程度続く。一方、授業参加者も前もって発表箇所を読み、問題意識を持って参加しなければならない。授業後半は、英語教育に関する英文テキストを読み、また教育の話題も取り上げている映画などを見て、議論する。英語教員を目指す学生、ことば(英語)に関心がある学生を対象としたセミナーである。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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教員を目指す学生は、必要な文法・発音・読解に関する知識を身につけ、模擬授業(教えるという体験)をすることによって、本人も様々なことを学べることを実体験する。教えることの、そして学ぶことの楽しさを知り、語法・文法研究、異文化研究を通して、英語に対する理解力を増すことを目指す。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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発表やレポート(授業の内容をまとめたもの)60%、出席や発言40% 理由なき欠席や遅刻は厳禁であり、授業への主体的・積極的な参加を求める。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:高等学校英語Iの教科書を使用する予定だが現時点では教科書名は未定(初回の授業時に指示する。)
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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・発表者は模擬授業の準備をする。教案を作り、時間配分なども考える。 ・発表者以外は、予習として、テキスト(高等学校で使用している英語教科書)を前もって読み、疑問点をメモし、授業に臨むこと。 ・WebCTあるいはLMSを使用する予定なので、そのページから情報を得て、学習すること。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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模擬授業では、発表者は先生という立場になります。生徒(セミナーを履修している学生)をどのように指導するか、自分なりのアイデアを出してください。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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秋期は、模擬授業を一人で担当してもらいます。持ち時間は20分間の発表と10分間の質疑応答とします。1回の授業で2つの模擬授業をしてもらいます。発表者は、模擬授業で使用する小道具や、PowerPointを使って発表できるようにプレゼンテーション資料などを作成してきてください。発表の後、英語教育に関する英文テキストを読んだり、また教育の話題を取り上げている映画などを見たいと思います。 【第1回】 Orientation 【第2回】 模擬授業の準備 【第3回】~【第14回】 毎回2名による模擬授業 英語教育に関する(映像)教材 【第15回】 まとめとレポート提出
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