Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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プレ・セミナー I 江原 裕美
必修  2単位
【外国語】 12-1-1410-0087-04

1. 授業の内容(Course Description)
 第2学年として、今後自らの関心を深めたり、身につけておくべきスペイン語圏に関する知識を学んでいくこと、それにより、上級学年以降の自分の研究テーマを見つけ出す一助とすることがこの授業の目標である。そのため前期ではスペインをテーマとして、教科書2冊を順次読み進めていく。報告者は本に書かれていることに加えて、小さな事柄やエピソードでも良いので、必ず関連した何か新しい情報も付け加えるようにする。授業の参加者は、必ず該当の部分を読んで出席し、自分なりの質問とコメントを用意すること。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 スペイン語圏に関する基礎的知識を獲得し、自分にとって興味あるテーマを見つけ出す。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席、報告、授業への取り組み、課題への真剣度、小テスト。
 最後に勉強したことのレポートを提出する。以上を組み合わせて総合的に評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 教科書は2冊 
  ①川成洋、坂東省次編『現代スペイン読本 知っておきたい文化・社会・民族』丸善、2008年、2,100円。
  ②野々山真輝帆『スペインを知るための60章』明石書店、2002年、2,100円。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 ①②の本とも、受講者の間で分担して読み、毎週報告することになるので、受講者全員が購入することを勧める。
 毎週の勉強する部分については、報告担当者だけでなく全員が読んでおくこと。報告担当者は、担当部分について人数分のレジメをつくり報告する。ゼミのメンバーからの質問に答えられるように、担当部分だけでなく、他の本なども読み勉強しておくこと。その一方で、担当者以外のメンバーは必ず質問が出来るようにしておくこと。
 ほかに自分が興味ある分野と関連させつつ、スペイン、ラテンアメリカに関する本を読むことを勧めたい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 興味の持てる事柄を探し、自分の将来につなげるという意識を持って、授業に取り組んでほしい。授業中には必ず1回以上発言するようにする。欠席の場合には必ず前もって連絡すること。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
 以下は一応の目安であり、受講者の興味や進度によって変更される可能性がある。
 スペインの歴史








【第1回】
 オリエンテーション スペインの歴史

【第2回】
 スペインの歴史

【第3回】
 スペインの現代政治
【第4回】
 スペインの現代社会

【第5回】
 スペインの食文化
【第6回】
 フラメンコの現在
【第7回】
 多民族国家スペイン
【第8回】
 スペインの言語
【第9回】
 スペインの現代文学

【第10回】
 スペインの現代思想
【第11回】
 スペインの現代美術
【第12回】
 スペインの現代建築
【第13回】
 スペインの現代経済
【第14回】
 スペインとラテンアメリカ
【第15回】
 スペインと日本 レポート提出