Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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外国語実践演習 I 大野 雅子
必修  2単位
【超域文化専攻】 12-1-1410-0109-07

1. 授業の内容(Course Description)
 グルーバル化する世界において、英語によって自らの意見や主張を発信する能力は不可欠である。この科目においては「発信する英語力」を身につけるために、通訳のための基礎トレーニング法を取り入れる。シャドーイング、クイック・リスポンス、頭ごなし訳などの通訳訓練法は、語彙力を増強するとともに、英語という言語のリズムを習得し、自然な英語表現を学ぶためにも有効な方法である。さらに、日英間の通訳訓練を通じて、日本語と英語の発想の違い、日本文化と英語圏の文化との価値観の違いなどについても学ぶ。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 1. 実践的な英語力を習得する。
 2. 自然な英語表現を使えるようにする。
 3. 英語のリズムを身につける。
 4. 日本語と英語の発想の違いを学ぶ。
 5. 日本文化と英語圏の文化との価値観の違いを学ぶ。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業参加50%、小テスト50%
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:
  柴田バネッサ清美『実践ゼミ ウィスパリング同時通訳』改訂新版、南雲堂、2005年。
 参考文献:
  柴田バネッサ清美『はじめてのウィスパリング同時通訳』南雲堂、1997年。
  鳥飼 玖美子『CDブック「プロ英語」入門-通訳者が実践している英語練習法(講談社パワー・イングリッシュ)』講談社インターナショナル、2001年。
  『通訳&通訳ガイドの仕事―DVDで見る・知る・体験する!』イカロス出版、2005年。
  『通訳実践トレーニングセット』大阪教育図書、2006年。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 毎週の予習は必須。授業ではクイック・リスポンスやシャドーイングを行ってもらうので、十分練習してから授業に出席すること。授業における毎回の口頭発表が小テストである。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 毎回休まずに出席すること。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 授業ガイダンス
【第2回】
 単語のクイック・リスポンス
【第3回】
 数字のクイック・リスポンス
【第4回】
 シャドーイング
【第5回】
 リテンション
【第6回】
 リプロダクション
【第7回】
 区切り聞き
【第8回】
 通訳メモの取り方
【第9回】
 頭ごなし訳
【第10回】
 サイト・トランスレーション
【第11回】
 ウィスパリング通訳
【第12回】
 要約通訳
【第13回】
 逐次通訳
【第14回】・【第15回】
 原稿なし同時通訳