Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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English Heritage IV 水越 あゆみ
必修  2単位
【外国語】 12-1-1410-0505-02

1. 授業の内容(Course Description)
 日常生活に必要なツールとしての英語ではなく、知的な文化遺産(heritage)としての英語に触れることによって、英語圏の文化を真に理解するための授業です。English Heritage III、 IVでは、18世紀末から20世紀後半までをカバーします。秋期のEnglish Heritage IVにおいては、アメリカ合衆国におけるフェミニズム及び、18世紀末から19世紀半ばのイギリス・ロマン主義時代を中心に講義をする予定です。(授業計画は変更される可能性があります。)
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 英語圏の文学や文化、その社会的・歴史的背景を理解することがこの講義の目標です。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業内テスト及び期末試験で総合的に評価します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキストの指定はありません。授業内にてプリント(主に英文)を配布します。参考書はMelic2F指定図書コーナーにあります。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 講義内容を十分に理解するため、Melic指定図書コーナーの参考書で自習すること。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 英和辞書必携
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 イントロダクション
【第2回】
 フェミニズムとは何か
【第3回】
 第一次フェミニズム:女性参政権運動
【第4回】
 第二次フェミニズム:「女性性の神話」の解体
【第5回】
 再評価される女性作家:シルヴィア・プラス(1)
【第6回】
 再評価される女性作家:シルヴィア・プラス(2)
【第7回】
 ロマン主義時代:「近代」の誕生
【第8回】
 ロマン主義時代:「消費社会」の誕生
【第9回】
 娯楽メディアとしての「小説」
【第10回】
 出版革命:「読者」の誕生
【第11回】
 ゴシック小説の興隆:「ゴシック」とは何か
【第12回】
 メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』(1)
【第13回】
 メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』(2)
【第14回】
 サイエンス・フィクションとしての『フランケンシュタイン』
【第15回】
 まとめ